社長ブログ -雑多な日々-

ある方の死

[社長ブログ] 2013年01月23日


昨日、お世話になった方に


お線香を上げに行きました。




その方は、たしか53歳か54歳。


白血病でした。


2年あまりの闘病生活だったようです。


昨年暮れに終止符が打たれました。




仙台市の職員で、東口の区画整理事業を担当していました。


情が深く、高齢化した地権者の相談に親身になって応えていました。


そして、何かというとわたしに声をかけてくれ、


「この人に頼むと、解体だけじゃなく、引っ越しとか


その後、土地のことも相談に乗れるから。」


という具合に、たくさんの方をご紹介して下さいました。




「紹介」という形は、万が一地権者と業者でトラブルになったときに


「どうしてそんな業者を紹介したんだ」と責任問題になるのを恐れて、


用地買収や区画整理の担当者は避けるものです。


しかしその方はそんなことは一切気にせず、


全面的にわたしを信頼してくれてどんどん紹介してくれました。


わたしにとっては、東口で100件以上もの工事の実績をつくれた


恩人の一人です。




そればかりか、個人的にもご自身のご自宅や親せきまで


リフォームや震災の修繕など、何かとご相談を頂いていました。


ゴルフが好きで、ご自分の町内会のゴルフコンペにまで


わたしを呼んでくれました。




昨日行ったら庭の街灯が切れていたようなので、


人感センサーつきのガーデニングライトを


プレゼントしてあげることにしました。




今はそれぐらいしかやってあげられません。


残念でなりません。




心からご冥福をお祈りします。


合掌。