社長ブログ -雑多な日々-

盛和塾第19回世界大会

[社長ブログ] 2011年07月07日


2日間の勉強会が終わりました。




昨年と同じパシフィコ横浜で、


参加者3,500人が朝から夕方まで缶詰め。


中華街?


もちろん、一歩も行けません(笑)。




昨年同様、たくさんの「気づき」を頂きました。




見習うこともあり、


人のふり見てわがふり直せ、でもあり。




発表者の何人かは、売上も100億円以上です。


地元ではかなりの有名企業でしょう。


しかし、ぶつかる困難は我々中小、零細企業と


同じなんですね。




他社に負けない商品をつくり、


社員を根気よく育て、


経常利益を少なくとも売上の10%以上確保して、


将来の投資に備え、筋肉質な会社をつくり、


同時にお客様に心から満足して頂く、というのは、



言葉で言うのは簡単ですが、


貫いていくのは並大抵でないな、と思います。


こんなわたしに、果たしてそれができるんだろうか、と


気が遠くなることがしょっちゅうです。




勉強会最後の稲盛塾長の講話にも大変心打たれました。


なんといっても今年79歳です。


今回はだいぶお疲れのようで、声も絶え絶えでした。


それでも、お力を振り絞って、


ご自身が若き研究者の頃の話をして下さいました。




勤労意欲のない年長者の部下に泣かされ、


注意をしたら労働組合から呼び出されて


大勢に取り囲まれて激しい罵倒をを受け、


あげく、帰り道に何人もの暴漢に襲われたそうです。


かたくなな正義感が原因で、周りから嫌われ、


敵をつくってしまった結果です。




経営者なら誰でもぶつかる道。


「和」という一見素晴らしい、でも間違えれば


組織が弱くなる原因の言葉、に逃げて、


多少わき道にそれるのを見逃すか。


あくまでも正しいと思った道を貫くのか。


稲盛塾長ほどの方でも、同じ悩みにぶつかったんですね。




大きな勇気が湧きました。


そして逆に「成し遂げよう」という心の、あまりの強さに、


自分とのギャップを感じずにはいられませんでした。




わたし自身、まだまだ、たくさんの「やるこべきこと」がある。


それに気がつかせて頂きました。


弱音を吐かず、ひとつひとつその山を越えていくだけです。




あと10年後くらいには、


あの「経営体験発表」の場に立ちたいな、


と思いました。


稲盛塾長からたくさんのことを学び、


真剣に経営改善、そして社会貢献に取り組んでいきます。




ありがとうございました。