社長ブログ -雑多な日々-

有事に強い経営

[社長ブログ] 2011年05月23日

雑多な日々


今日は税理士の渡部先生と月一回の定例打ち合せでした。




ライズシティの一ヶ月の入出金の流れはシンプルです。


取引先への支払いは月末締め、翌月25日現金払い。


請求書の受け付けは毎月5日必着。


社員の給料は10日締めの当月25日払い。


それらを15日頃まで経理がまとめます。


そしてそれを渡部先生が、決算資料として

20~25日頃に、このようにまとめて頂きます。


会社創立以来、変わらない流れです。




わたしは預金通帳、カード、現金にはほとんど触りません。


会社からは、社員と同じように給料をもらっています。


もちろん、チェックは細かくします。


「出金=いわゆるお金の配分」と


「人事=人の配置」は、全て経営者の責任。


責任を一人でかぶるのだから、専権事項です。




渡部先生との打ち合わせは毎回大体1時間。


でも、お金の話は15分程度で、あとは世間話です。


渡部先生はライズシティの監査役ですが、


自ら申し出て、株主にもなっています。


これは普通ありえないことです。




なぜかというと、クライアントに不正があったときに


渡部先生にも経営責任が及ぶからです。


それだけ信用してくれていることの表れです。


お互い「きちんと利益を出して税金を納める」という


考えで一致しているので、話もスムーズです。




「有事」と言われている今。


にもかかわらず、国が全くと言っていいほどあてにならない。


中央も地方も、政治家は全く経済感覚がないし、


官僚は自分たちの利益を守ることが最優先。


日本経済は、これからとても大変な状況になるでしょう。




中小企業が生き残るための考え方として、


経営をシンプルにする必要があるでしょう。


そして、キャッシュフローを重視した経営。


わたしは、学歴も能力もないことを自覚していたので、


自分自身が分かりやすいような「仕組み」をつくりました。




決算書や半年先までのキャッシュフローの予定表は、


銀行にいつでも提出できる状態になっています。


しかし、借金はほとんどありません。


イザというときのために


銀行とのおつきあいも大切にしています。




赤字は絶対にダメだ、という信念で、


決算前には自分、そして社員に叱咤激励して、


6期連続黒字を達成してきました。




今期は地震の影響で、住宅の新築や、


大規模な改修などの工事が大幅に遅れました。


遅くれているお客様には、大変ご迷惑をおかけしております。


申し訳ございません。




しかし、なんとか6月の決算のメドがつきました。


お客様や協力者のみなさん、そしてスタッフのおかげです。


ありがとうございます。


地震後の大混乱の中でしたが、


今、改めて「有事に強い経営」だと胸を張れます。




地域の中小企業のみなさんと共に、


更に頑張って税金を払って、雇用を増やして、


社会に貢献していきたいと思います。



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