社長ブログ -雑多な日々-

ゴルフで学ぶこと

[社長ブログ] 2011年02月16日


最近ね、


練習場ではもっぱら、7番アイアンと


100Y以内のアプローチばっかりやってます。




7番アイアンはクラブの中でもちょうど中間のクラブ。


そのクラブで肩から肩までのハーフショットを


繰り返しやってます。


やり始めてから半年くらいですかね。




まだ寒いので、ドライバーをビュンビュンやっても


腰を痛めては元も子もない、というのはありますけど、


この練習、わたしにとってすごくいい練習になります。




何がって、だんだんスウィングの軸が


自分なりに安定してきたような気がするんですよね。


あくまでも自分なりに、ですけどね。


フルショットをバンバンやっていたときには


どうしてもできなかった、


「下半身主導のダウンスウィング」


のイメージもつかめてきました。




いつも一緒に回るシングルのみなさんには、

遠く及びませんけどね。


でも、あくまでも趣味の範囲で、楽しみながら、


真剣にやりたいな、と思っています。




で、「あっ」と気がついたことがあるんですね。


この練習は、仕事とか目標にも通じるな、ということ。




自分にとって目いっぱいなものに挑戦するのはいいが、


その結果で一喜一憂している。


結果にばかりとらわれていたんですね。




「それよりも、コツコツと『軸』を固めることを


積み重ねた方が、確実に成長できるんじゃないか?」




例えて言うなら、公共事業や、億単位の大きな仕事。


受注できれば、もちろん大きな


売り上げや利益につながりますが、


もし仮に受注できたとしても、それに見合う器がないので


もう会社じゅう「てんやわんや」。


あげく、その仕事が終わった後にぽっかりと穴が開く。




3年前のショッピングセンターのリニューアル工事で


そういう経験をしました。




目の覚めるようなナイスショットの後って、


えてしてがっかりショットが多いんですね。




なんでかというと、ドライバーで300Y 飛ばしても、


セカンドでザックリで2オンしないっていうのは、


1打目のナイスショットの余韻が、


逆に2打目のプレッシャーに


なってしまってるんじゃないかと。




なまじ飛距離がでると、ついブンブン丸になってしまいます。


仕事でも、おかげさまで大きなお仕事の話も頂くので、


その気になって会社みんなで、受注できるように頑張っちゃう。


いや、わたしが頑張らせちゃう。




それが悪いわけじゃないんでしょうけど、


こういう流れは、受注が「できてもできなくても」反動が大きい。


受注できれば、施工している間は営業ができなくなっちゃうし、


受注できなければ、その間、


積算やプランニングに費やした莫大な時間は


大きな消費となります。

この間の会議で、


「公共事業、マンションの大規模修繕工事、


宅地造成工事は取り組まない」


と宣言しました。




「地域のお客様の顔が見える、喜ばれる仕事を積み重ねよう」


ということも。




もっともっと謙虚に「ライズシティらしい」仕事を積み重ねて、


無理のない、そして将来につながる


事業計画を、具体的に立てていかなければ、と思いました。




ゴルフって、遊びですけど、


仕事に通じるものがたくさんありますね。


趣味の世界、なんでもそうなんでしょうけど。


こちらの方は、ほどほどに頑張ります(笑)。