社長ブログ -雑多な日々-

職人社秀平組

[社長ブログ] 2011年02月02日

雑多な日々


八幡町理容店新築工事の工程会議。


大工さん、水道屋さん、電気屋さんなど、


約10社の協力会社と全体工程の打ち合せをしました。


わたしは来客があったので、最後に入って一言挨拶をしました。




そこで話したのは二つ。




一つは、感謝の気持ちを態度で表そう、ということ。


昨日、ライズシティの月例会議の際に話したことです。


私たちは、本当にお客様に対して


感謝の心を態度で示しているだろうか。


本当にお客様に感謝の心をもっていれば、


自然とお客様に満足して頂きたい、役に立ちたい、


という行動につながるはずです。




誰でもお客様から感謝されたい。


でも、知らず知らずのうちに、


仕事をこなすことに意識がいっているのではないか。


良い結果は、良いおもいから生まれる。


「良いおもいとは、感謝が始まり」だ。


わたしたちも努力していくので、


現場でもお客様への感謝の心を


忘れずに仕事に取り組みましょう、と。




そして、もう一つは、職人社秀平組 のこと。


飛騨高山で、挾土秀平という方が率いている


左官の職人集団です。




左官工の挾土さんは、1㎡いくらの左官仕事で


終わりたくないというおもいで、


毎週日曜日には山に入り、さまざまな色の土を


採取して土壁塗りの技術を磨きました。


そうしていい作品ができると、その都度


工務店に売り込んでいったそうです。


最初はコスト削減や工期短縮などの壁にぶつかり、


なかなか採用してもらえませんでした。



しかし、徐々に評判になり、今では


首相官邸の壁を任されるまでになりました。


HPをご覧になると、その素晴らしさは一目瞭然です。


生き方としても、カッコいいですね。




わたしたちも、住宅、建設業界の中で


毎日激しいコスト競争の中に身を置いています。


安くやることだけにとらわれると、


お客様満足へのモティベーションも下がります。




しかし、本当に素晴らしいものならば、


お金がかかっても自分の家に採り入れたい、


という人はいるはずです。


全部が豪華でなくても、一部屋だけ、または一点だけ


ぜいたくをしてみる。


和室だけ、とかね。


ぜひそんなものをライズシティに提案してほしい、


という話をしました。




みんな、ウンウンと聞いてくれました。


いい職協力会社、職人さんばっかりで、うれしいです。




ライズシティは、元請けとして一人でも


多くのお客様に喜んで頂ける、


プロとしての提案力、おもいやり力を磨き続けます。



そしてこのステキな職人さんたちの生活を守るためにも、


知恵を絞って、共に伸びていきたいですね。