社長ブログ -雑多な日々-

変化

[社長ブログ] 2011年01月31日

雑多な日々

今日はいい天気でしたね。


ふと見上げると、流れる雲も気持ちよさそうでした。





雑多な日々




久しぶりに角田に行ってきました。


スーパーの改修工事の依頼です。


ご依頼先の部長と二人で約2時間の同行&現場調査。


お互いの現状や取り組んでいることについてなど、


いろいろ話しながらの楽しいドライブでした。




最近、店舗や事務所の改修が増えてきました。


景気も確実に上向いている気がします。




部長から、「最近は解体はやってないの?」と聞かれました。


あ、そういえばここのスーパーの前はパチンコ屋があって、


7年前にわたしが解体したんだっけ。


そのときも、こちらの部長に紹介して頂きました。




「最近は、ほとんど建築ばかりなんですよ」


と言うと、目を丸くしていました。


本当に最近は住居や店舗の新築、


マンションや戸建のリフォームなどがほとんどで、


外構、宅地造成、解体などの依頼はめっぽう減りました。




わたしは常々社員に、


「仕事は頂けるものはなんでも取り組んでいく。


私たちに何を期待しているかは、お客様が決めることだ。


しかし、会社としてこうなりたいという方向性は持っていこう」


という話をしています。


わたしがもともと土木工事がメインの会社にいたこともあり、


設立当初は土木や解体工事が全体の7割を占めていました。




しかし、仙台駅東口や東西線エリアでの解体工事は一段落。


数年前のファンドバブルの崩壊以降、


街中でビルやマンションの建て替え需要は激減し、


仙台全体での解体工事の重要がなくなったのも事実です。


もともと、土木工事や解体工事は、


公共事業や下請けでの工事がほとんどです。




次第に、「地域の皆さまに本当に喜んで頂ける仕事」


やっていきたいというおもいが強まり、


2年前に住宅のオリジナルプランを発表しました。


社内的にも社外的にも疑問視する人がほとんどでしたが、


おかげさまで、昨年から今年に入ってからも


次から次へと新しいご縁が生まれています。




今では、最近知り合った方には


「え、解体もやってるの?」


と逆に言われるようになりました。




その、周りの評判が変わっていくのって、


けっこう快感です(笑)。




今、ライズシティが取り組んでいるのは、


建設業と不動産業が一体となる会社づくり。


それも、「住まい」をテーマに、

地域のお一人お一人とのご縁をとことん大切にするかたち。


そのためには絶え間ない努力、営業活動と


幅広い知識と人間性が求められます。




でも、誰も歩んでいない道だからこそやる意味があります。


本来、建築と不動産は違う仕事ではなく、


お客様の多種多様なニーズに応えるためには


セットであるべきだと思っています。


やろうと思った経営者はたくさんいるのでしょうけど、


中途半端で終わる会社がほとんどではないでしょうか。


そこには越えなければならない山がいくつもあります。




わたしは、経営者として後ろでふんぞり返るのでなく、


先頭に立って切り拓いていこうと思っています。


これからもずっとずっと走り続ける道です。


一見大変なように見えますが、お客様に喜んで頂くのが


わたし自身の一番の喜びです。


とりえがそこなので、これからもそのスタイルです。


お客様のため、地域のために今後も頑張っていきたい、


と決意を新たにした一日でした。