ライズシティ社長の会社設立の想い

ライズシティ社長の会社設立の想い

厳しい現実

しかし待っていたのは、予想以上に厳しい現実でした。
ゼネコンやハウスメーカなどを訪問し下請け仕事を探しましたが、どこに行っても全く相手にされませんでした。 給料は未払いの連続。

気がつくと1年後には銀行、ノンバンク、サラ金などの借金は1,000万円以上になってしまいました。助けに入ったその会社ではなく、私自身が自己破産寸前の状態に陥ってしまったのです。
毎日鳴る借金取りからの催促電話。子供の頃父に対して「あんな風になりたくない」と思って、社会に出てからは堅実に生活してきたつもりなのに、これじゃ父と全く一緒じゃないか。

以前の会社では年収は2,000万円を稼いでいましたので、営業に関してはそれなりに自信はありました。 それが故に・・・「なんとかなる」とタカをくくって単身乗り込んで、そしてその結果、自己破産寸前です。毎日の食費や、子供の養育費、水道光熱費ですらどうにもならない日々が続きました。
情けなくて本当に涙がこぼれました。子供の頃、「一生絶対に悔し泣きはしない」と決心したのに。

「できない」ということが世の中にはあるのだと思いました。 あんなに成功哲学を勉強したのに、自分が成功している姿なんて全くイメージできませんでした。
進むことも、戻ることもできない。 自分のそれまでの人生を全否定された気持ちになりました。